「節約する人が知っておくべきことわざを知りたい」
「お金にまつわることわざを勉強して節約に生かしたい」
こんな方に向けて記事を書きました。
お金にまつわることわざは、たくさんあります。
いつの時代もお金に関わる教訓や戒めは、変わりません。
そこで本記事は、節約したい人が知っておくべきことわざ11選を紹介します。
参考になることわざばかりなので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
- 節約したい人が知っておくべきことわざ11選
- 【節約したい人向けのことわざ】①一銭を笑うものは一銭に泣く
- 【節約したい人向けのことわざ】②入るを量りて出ずるを為す
- 【節約したい人向けのことわざ】③大費いよりも小費い
- 【節約したい人向けのことわざ】④悪銭身に付かず
- 【節約したい人向けのことわざ】⑤辛抱する木に金がなる
- 【節約したい人向けのことわざ】⑥火事後の釘拾い
- 【節約したい人向けのことわざ】⑦入るを量りて出ずを為す
- 【節約したい人向けのことわざ】⑧金なきものは金を使う
- 【節約したい人向けのことわざ】⑨金は三欠くに溜まる
- 【節約したい人向けのことわざ】⑩財布の紐を首に掛けるよりも心に掛けよ
- 【節約したい人向けのことわざ】⑪取り勘定より遣い勘定
- 【まとめ】節約もマインドが重要!格言から学び実践しよう!
節約したい人が知っておくべきことわざ11選

本記事で、紹介することわざ11選は、以下の通りです。
- 一銭を笑うものは一銭に泣く
- 入るを量りて出ずるを為す
- 大費いより小費い
- 悪銭身に付かず
- 辛抱する木に金がなる
- 火事後の釘拾い
- 入るを量りて出ずる為す
- 金なきもの者は金使う
- 金は三欠くに溜まる
- 財布の紐を首に掛けるより心に掛けよ
- 取り勘定より遣い勘定
次の章から、それぞれ深堀りしていきます。
【節約したい人向けのことわざ】①一銭を笑うものは一銭に泣く

【意味】
たとえ少額でもそれを軽んじるようでは、いつかそのわずかなお金に困ることになるという意味
「一銭を笑うものは一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)」ということわざは、わずかであってもお金を大切にしなければならないという古くから伝わることわざです。
現在は、カード決済やキャッシュレス決済が主流となりつつあります。
このことわざは、勤労や倹約・小さな積み重ねを大切にしなければならないという戒めになりますね。
【節約したい人向けのことわざ】②入るを量りて出ずるを為す

【意味】
「収入(入る)」の額をまずしっかり計算し、それに見合う「支出(出ずる)」を心掛けようという意味
「入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)」は、儒教の四書五経の一つである「礼記」の中にあります。
私達は使ったお金の金額よりも、稼いだ金額の方に関心があります。
しかし、いくら収入が多くても、支出が多ければお金は貯まりません。
収入だけでなく支出も管理し、節約でしっかり支出を減らしたものですね。
【節約したい人向けのことわざ】③大費いよりも小費い

【意味】
少額の出費が積み重なり、結果的に出費の大半は小額の出費が占めているという意味
「大費いより小費い(おおづかいよりもこづかい)」は、日々の細かな出費やわずかな費用も、節約しなければ積み重なり大きな出費になると教えてくれます。
高額の買い物や出費は、よく検討して購入したり、収入とのバランスを考えます。
しかし少額の買い物や出費は、意識しないため浪費してしまう傾向にあります。
使っていない定額サービスや本当に必要ではないのに、単に習慣的な出費はないですか?
ぜひ一度、少額のものであっても見直してみましょう。
【節約したい人向けのことわざ】④悪銭身に付かず

【意味】
真っ当な労働によって稼いだお金ではなく、ギャンブルや盗みなどによって得たお金は、無駄な使い方をしてしまって結果としてすぐ手元からなくなるという意味
「悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)」ということわざは、労働や倹約によるお金は、しっかりと手元に残ることを教えてくれます。
お金の価値は、どんなときも変わりませんが、ギャンブルなどで得たあぶく銭はすぐに使ってしまいます。
節約は単に支出が減るというメリットだけではなく、節約する中で優れた金銭感覚が身につくというメリットもあります。
【節約したい人向けのことわざ】⑤辛抱する木に金がなる

【意味】
毎日コツコツと何かを積み重ねていけば、いずれ財産を築いていけるようになるという意味
「辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)」ということわざは、つらいことでも辛抱して努力すれば、必ず報われるという教えです。
日々の積み重ねは、始めた当初は継続することが難しく感じますが、習慣化してしまえば積み重ねることが当たり前になります。
どんな積み重ねも、まずは習慣化させることを目標にしましょう。
【節約したい人向けのことわざ】⑥火事後の釘拾い

【意味】
大損や浪費の後で、 ささやかな節約をしても何の足しにもならないことという意味
「火事後の釘拾い(かじごのくぎひろい)」ということわざは、火事で家を焼いてから、焼け釘を拾って使おうとしたところで意味がないという例えです。
誰も大損や浪費だと気づいているのに、お金を使う人はおらず、後から気づくものです。
一時期の高揚感や勢いで、普段の節約を無駄にしないように、普段から物やサービスが価値を見抜ける力を養いたいものですね。
【節約したい人向けのことわざ】⑦入るを量りて出ずを為す

【意味】
収入の額を計算し、それに見合った支出をするという意味
「入るを量りて出ずを為す」(はいるをはかりていずるをなす)ということわざは、身の丈にあった暮らしが一番だという教えです。
収入を計算して、入った分だけ使うのは、大原則です。
しかし現在は、クレジットカード決済やキャッシュレス決済・リボ払いなどが主流になり、自分の収入を計算することなく、使ってしまいがちです。
自分を過大評価せず、身の丈にあった生活をしたいですね。
特に車や時計などの地位財を購入するときは、高揚感で自分の身の丈がわかりにくくなるため、注意が必要です。
【節約したい人向けのことわざ】⑧金なきものは金を使う

【意味】
金持ちは金に執着してお金を惜しむけど、お金のない者は執着しないで浪費をし続けるものだという意味
「金なきものは金を使う(かねなきものはかねをつかう)」ということわざは、お金を持っている人ほど、お金の大切さを知っているということを教えてくれます。
お金がない人は、正しいお金の使い方や節約の方法を知りません。
「節約=我慢」ではありません。
本サイトでは、正しい節約の方法を発信しています。
読者の方に有益な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事も参考にしてくださいね。
【節約したい人向けのことわざ】⑨金は三欠くに溜まる

【意味】
義理と人情と交際の三つを欠くぐらいの覚悟がなければ、お金が貯まらないとい意味
「金は三欠くに溜まる(かねはさんかくにたまる)」ということわざは、お金を貯めるには人並ならぬ覚悟がいることをます。教えてくれます。
普通の暮らしの中で資産を作ることは難しいです。
企業はセールスに力を注ぎ、あの手この手で私たちの物欲を刺激してきます。
資産を作ること、コツコツと節約することは、人並みならぬ覚悟が必要なのです。
【節約したい人向けのことわざ】⑩財布の紐を首に掛けるよりも心に掛けよ

【意味】
財布の紐を首に掛けてお金を盗まれないようにするよりは、無駄遣いをしないように心がける方が大切だという意味
「財布の紐を首に掛けるよりも心に掛けよ(さいふのひもをくびにかけるよりもこころにかけよ)」ということわざは、無駄使いをしてはいけないという戒めの言葉です。
財布の中のお金は、盗まれて失うリスクよりも無駄使いで失うリスクの方が高いですよね。
現在の社会はストレス社会で、買い物はストレス解消の手段のひとつになります。
しかし、ストレス解消の買い物は、多くの場合が浪費です。
ストレス解消で買い物してしまう方は、絶対に資産を作ることができません。
【節約したい人向けのことわざ】⑪取り勘定より遣い勘定

【意味】
人は収入を増やすことに一生懸命になるが、むしろそれよりも無駄な支出を抑えることを心がけた方が得策だという意味
「取り勘定より遣い勘定(とりかんじょうよりつかいかんじょう)」ということわざは、支出をコントロールすることの重要性を認識させられることわざです。
このサイトのテーマともいえることわざですね。
お金稼ぎ(仕事)は、多くの時間と労力が必要です。
しかし、一定レベルまでの節約は、知ってさえいればお金稼ぎよりも容易にできます。
「知っているのか」「知らないのか」この違いで節約は大きな差が生まれます。
【まとめ】節約もマインドが重要!格言から学び実践しよう!

以上、節約したい人が知っておくべきことわざ11選でした。
- 一銭を笑うものは一銭に泣く
- 入るを量りて出ずるを為す
- 大費いより小費い
- 悪銭身に付かず
- 辛抱する木に金がなる
- 火事後の釘拾い
- 入るを量りて出ずる為す
- 金なきもの者は金使う
- 金は三欠くに溜まる
- 財布の紐を首に掛けるより心に掛けよ
- 取り勘定より遣い勘定
今回は、先人たちの知恵を学びましたが、収入よりも支出のコントロールを重視しています。
ことわざを学ぶと、いかに節約が重要なのかがわかりますね。
穴の開いたサイフに、お金は貯まりません。
本記事を読んだ方の節約に対するモチベーションが上がってくれれば幸いです。